今日は大学時代の友人5人で「谷中七福神めぐり」を楽しんだ(^^)
田端駅北改札口で、一年ぶりに再会。

この一年、色々あったが、みな元気そう。
僕らの意識は、あっという間に35年前にタイムスリップする。
七福神めぐりは、七難をさけて七福を得るという行事。
ちなみに「法華経」で七難は、
火難、水難、羅刹(らせつ)難、刀杖難、鬼難、枷鎖(かさ)難、怨賊(おんぞく)難
をいうそうだ[Weblio辞書による]。
時間は13時30分スタート。
①東覚寺
「福」、「禄」、「寿」の三つの福徳を授ける人徳の高い神様
である福禄寿(ふくろくじゅ)が祀られている。


ここには、赤紙仁王がある。向かって右が阿像(あぞう)、左が吽像(うんぞう)。
お参りする人が赤紙を貼るので、赤いツリー状態になっている。
赤紙は悪魔を焼除する火を象徴していて、お参りする人が自分の患部と
同じ場所に貼って、病気回復や身心の安穏を願ってする。
境内ではたくさんの人の行列が・・・と、あれは姪っ子ではねえか。
なんという偶然。きっと福禄寿さんが招いてくれたのかも(^.^)!ラッキー
さて、ここで朱印帳が買いたかったのだが今回はパス。
次は、
②青雲時
七福唯一の日本出身の福神である恵美寿が祀られている。
商売繁盛、旅行安全、豊漁の神様として知られている。
枝垂桜の木があり、花見寺として知られている。

③修性院
福徳円満の神様、布袋尊が祀られていて、地名由来の「日ぐらしの布袋」
とも呼ばれている。こちらも花見寺として親しまれているそうだ。

【富士見坂】
修性院から少し行くと、富士見坂という看板があり、
坂を上ってみた。
ちょっと落ち着いた風情のある坂である。
あいにく、富士は見えなかった。
【夕やけだんだん付近】
谷中銀座を覗くと、人人で結構賑わっていた。

江戸切子がありました。

「肉のすずき」のメンチカツ!
手を叩くと踊ってくれたかわいい獅子
そして、「夕やけにゃんにゃん」に会いました(^.^)
④長安寺
ここにある寿老人は、徳川家康によって納められたそうです。
墓地内には、東京美術学校の開校に携わった明治初期の日本画家・狩野芳崖
のお墓がありました。
【千代紙のいせ辰へ】
次の寺に行く前、皆に頼んで、「いせ辰」へ。
千代紙を買いたかったんです(^.^)
とても美しい2種類を購入できました。
冬のボタンと春のサクラです。

額装してみました(^.^)
【谷中霊園】
天王寺に向かう途中、谷中霊園へ。
都立の霊園で、広さは10万m2もあるそうだ。
⑤天王寺
毘沙門天が祀られている。
目黒不動、湯島天神とともに江戸の三富(さんとみ)として、
富くじが行われた寺社として知られているそうだ。

陽が傾いてきて、長い影を引くようになってきた。
ここからは、次の寺院まで距離がある。
⑥護国院
徳川家の菩提寺である寛永寺の釈迦堂で、大黒天が祀られている。
仏教における大黒天は、富と財の神。台所の守護神。五穀豊穣の神様。

⑦不忍池弁天堂
インドが起源の水と音楽の女神、弁財天が祀られている。
枯れた蓮の池は、冬にぴったりの光景。
逆光が枯草を引き立てているようだ。
最後の不忍池弁天堂にて、七福神めぐりは終了。
私の歩数計は約1万5千歩でした。
このあと近くの居酒屋で、新年会を大いに楽しみました。
次回は夏ごろかな(^.^)