2012年1月9日月曜日

谷中七福神めぐり

2012年1月8日(日)快晴。

今日は大学時代の友人5人で「谷中七福神めぐり」を楽しんだ(^^)

田端駅北改札口で、一年ぶりに再会。



この一年、色々あったが、みな元気そう。

僕らの意識は、あっという間に35年前にタイムスリップする。

七福神めぐりは、七難をさけて七福を得るという行事。

ちなみに「法華経」で七難は、

火難、水難、羅刹(らせつ)難、刀杖難、鬼難、枷鎖(かさ)難、怨賊(おんぞく)難

をいうそうだ[Weblio辞書による]。

田端駅の案内所で、谷中七福神めぐりの案内図を貰い、最初の「東覚寺」へ。

時間は13時30分スタート。


①東覚寺
「福」、「禄」、「寿」の三つの福徳を授ける人徳の高い神様

である福禄寿(ふくろくじゅ)が祀られている。



ここには、赤紙仁王がある。向かって右が阿像(あぞう)、左が吽像(うんぞう)。

お参りする人が赤紙を貼るので、赤いツリー状態になっている。

赤紙は悪魔を焼除する火を象徴していて、お参りする人が自分の患部と

同じ場所に貼って、病気回復や身心の安穏を願ってする。

境内ではたくさんの人の行列が・・・と、あれは姪っ子ではねえか。 

なんという偶然。きっと福禄寿さんが招いてくれたのかも(^.^)!ラッキー

さて、ここで朱印帳が買いたかったのだが今回はパス。

次は、

②青雲時
七福唯一の日本出身の福神である恵美寿が祀られている。

商売繁盛、旅行安全、豊漁の神様として知られている。

枝垂桜の木があり、花見寺として知られている。



③修性院
福徳円満の神様、布袋尊が祀られていて、地名由来の「日ぐらしの布袋」

とも呼ばれている。こちらも花見寺として親しまれているそうだ。




【富士見坂】
修性院から少し行くと、富士見坂という看板があり、

坂を上ってみた。

ちょっと落ち着いた風情のある坂である。

あいにく、富士は見えなかった。










【夕やけだんだん付近】
谷中銀座を覗くと、人人で結構賑わっていた。




江戸切子がありました。









「肉のすずき」のメンチカツ!
手を叩くと踊ってくれたかわいい獅子

そして、「夕やけにゃんにゃん」に会いました(^.^)









④長安寺
ここにある寿老人は、徳川家康によって納められたそうです。

墓地内には、東京美術学校の開校に携わった明治初期の日本画家・狩野芳崖

のお墓がありました。











【千代紙のいせ辰へ】
次の寺に行く前、皆に頼んで、「いせ辰」へ。

千代紙を買いたかったんです(^.^)

とても美しい2種類を購入できました。

冬のボタンと春のサクラです。















額装してみました(^.^)



【谷中霊園】
天王寺に向かう途中、谷中霊園へ。

都立の霊園で、広さは10万m2もあるそうだ。











⑤天王寺
毘沙門天が祀られている。

目黒不動、湯島天神とともに江戸の三富(さんとみ)として、

富くじが行われた寺社として知られているそうだ。



陽が傾いてきて、長い影を引くようになってきた。

ここからは、次の寺院まで距離がある。

⑥護国院

徳川家の菩提寺である寛永寺の釈迦堂で、大黒天が祀られている。

仏教における大黒天は、富と財の神。台所の守護神。五穀豊穣の神様。



⑦不忍池弁天堂

インドが起源の水と音楽の女神、弁財天が祀られている。

枯れた蓮の池は、冬にぴったりの光景。

逆光が枯草を引き立てているようだ。












最後の不忍池弁天堂にて、七福神めぐりは終了。

私の歩数計は約1万5千歩でした。

このあと近くの居酒屋で、新年会を大いに楽しみました。

次回は夏ごろかな(^.^)

2012年1月1日日曜日

迎春2012

新年おめでとうございます。

今年は龍の如く勇ましく活動し、日本中の絆の芽がさらに大きく花開きますように!

本年もよろしくお願いいたします。

デザイン by 尚子